コスプレ用 干将 莫耶(Fate/stay night版)
作成レポート   2/2


前のページへ     もどる



 
 
 12.盛ってー、削ってー 2008年10月22日
 
モデリングペースト  左官作業だ。
 大げさな。
 干将と莫耶。 表面仕様は違えどやることは、ほぼ一緒。
   刀身部分全体にモデリングペーストをヘラで塗りのばす。
 
削り  んでもって、乾いたらサンドペーパーで平らにしていく。
   凹んでいるところが有ったら、そこにペーストを盛る。
   乾いたら削る。 以後繰り返し。
 スクラッチでのフィギュアみたいだ。
 確かに近いね。 溶剤系のパテとか使えないんで
   ずっと白いままだし、反応系パテでもないので
   削れるようになるまで2日間乾燥したりするけど。
   それと極力薄ーくね。 塊りにすると重くなるから。
 
盛り盛り  刀身が、ある程度形になったので
   柄の部分にもペーストを盛って形を作る。
 そろそろ次の段階かね。
 
 
 
 
 13.さて、また構造解析ー 2008年11月12日
 
柄頭  天鎖斬月ver2.4改にかかりきりだったんで、
   間が開きましたが、
   この柄の構造ってー どうなってるのかなー・・と
 考えてから作ってたんじゃなかったのかい?
 一応考えてたけど細かく見るとねー・・
   まず材質。 巻いてあるのは黒革みたいだけど
   巻き方は均一幅の等間隔巻きじゃないし。
   それと、その両端。 ・・・革? 貼ってる?
   刃側は曲面なだけで問題無いと思うけど、
   柄頭側ってー どうなってるの?
   リング状に細く巻いてあるのは、金属っぽいよねぇ。
 
継ぎ目に見える  他の人の作品なんか見ていると
   「胡桃の殻みたい」とか固形物として捉えてるのが多いけど
   あっしとしては、刃側と同じ材質で革(布)状のものを
   「引き絞ってる」か「雑に削った頭」と理解します。
 お? 独自解釈。
 「Fate/complete material I Art material」では
   あまり気にして描かれてないみたいで、
   莫耶の方には袋の縫い目?継ぎ目?
   みたいなのも見えます。
   都合よく盛って削って固形で出しましょうか。
 あ、 妥協した。
 
彫刻刀は重宝する  モデリングペースト ベタ塗り→乾燥後
   彫刻刀で荒く筋彫り。
   ブロックを使わないサンドペーパーで丸みをつけます。
 
   この段階で、もう一個気になったのが・・・
 まだ有るの?
 刀身の太極図みたいなの。方向が一定じゃない。
   刃を下にして構えたときside materialとゲーム中の
   解説画では片面しかないので、互いに同じく
   左面では黒が刃側にあるんだけど、ゲーム中の
   アーチャー立ち絵だと、干将では反対になってやんの。
   complete materialだと莫耶の右面が出てて
   黒が刃側にあるんだけど、アニメでは反対なんだよねぇ・・・
   好みでやれということか。
 
 
 
 14.塗装開始ー、早くも失敗? 2008年11月16日
 
白い莫耶  前にちょこっと書いたけど、仕様別にします。
   莫耶は、ウレタンで形を作って、表面に
   1mmフォーレックスを張って、モデリングペーストで
   細かい仕上げをしてから 直塗装します。
 うしろになんか見えるんだけど。
 気にしない キニシナーイ。
 
黒い干将  干将は、ウレタンで形を作って
   モデリングペースト粗めに直塗り、
   この上に塩ビシートを張ってみます。
 こっちの方が簡単そうに見えるけど。
 そうでもない。
   伸びる薄めのシートだと、下の凹凸がモロに出るし、
   厚いシートだと曲面への張り付けが難しい。
   まぁ、今回は厚めの方でやるけど。
   ・・・すでに失敗した感がある・・・
 
 
 
 
 15.冬眠を越えて〜塩ビシート張り付け 2009年4月21日
 
再々黒い干将  間が空き過ぎ。
 冬眠してたもんで(テヘ)
    という冗談はさて置き
   塩ビシートの張り付けに難儀してました。
   ↑ 上記張り付けの後、乾燥してみたら
   ←思いのほか剥れやすくって、非溶剤系接着材では
   もう一工夫必要なのか? と、実験とかしてました。
   あとは始解斬月に手を出したり、氷輪丸に手を出したり・・
 気分屋はこれだから・・・
 と言うわけで作業再開でふ。
 
単純が一番強い  んで、カッティングシートとかラリッサとか
   既存の方法でやってみても良かったんだけど
   それだと入手方法とかで後に続かないんで
   いつもの建材関連で壁紙を使ってみることにしました。
 何が違うんだ?
 まず、粘着材がすでに付いてる。
   これはカッティングシートでも一緒だけどね。
    それと今回のヤツは構造が簡単。
   壁紙の多くは、多重積層構造なんだけど
   コイツは塩ビシート+粘着材の2層オンリー。
   とりあえず白黒、光沢、マットの4種購入して
   干将には黒マットでいってみようかと。
 
あえてマット  ドライヤーで加熱しながら ゆっくり延ばして
   凹凸が少々目立つけど、折り返しまで接着。
 
凹凸目立つな・・  下地の 失敗した接着剤の凹凸が目立つ。
   今回は経験値としてスルー。
 
折り返し  一枚シートから曲面張り付け
   → 立体折り返しまで。
   まずは片面ということで。
 
 
 
 16.塩ビシート張り付け〜2 2009年4月22日
 
莫耶も貼るか  状態比較。
   黒い干将、凹凸は目立つものの、
   六角格子を塗装すれば目立たなくなるか。
   逆に白い莫耶、塗装のみで行こうかと思ったけど
   「粗」が目立つ。 こっちも白シート貼るか。
   進路変更の激しいことで。
 
全体像  だいぶ見られるようになってきたね。
 やっとこさっとこ。
   干将は、冬の間、しまってた時
   間違って柄を折っちゃった。 要反省。
   
 
段差埋め  シートを折り返したところに、上からシート貼ってみたら
   段差が結構目立ちやがんの。
   しょうがないので、段差部分にモデリングペーストを
   すりこみ。 → 乾燥待ち。
 
 
 
 
 17.マスキング&塗装作業〜1 2009年5月14日
 
柄の塗装  結局、干将莫耶両方塩ビ貼り。
   んで、順番的に柄の方を先に塗装しようかと。
   カーブのマスキングがめんどくさい。
 なんでマスキング2色?
 あー、幅の違うものを別色で買って
   両方使ってただけ。
   色味はライトブラウンなんだけどグロス(光沢)は
   なんかイメージ違うんで、後からマットクリアー吹いてます。
 
干将めんどい  干将の格子模様はこんなマスキングで。
 どっちが先か、なんだろうね。
 黒シート貼っちゃったから、しゃーないね。
   ちまちま六角形のマスキングを作ります。
   曲面に平面のマスキングを貼るんだから、形状補正しながら
   貼っていくのがツライ。
 
マスキング全開  マスキング反転。今度は柄の方にマスキング。
   んー、もうちょっと大きい六角形にしても良かったか?
   裏表で90枚近く貼ることになっちゃった。
 
失敗三秒前  発色を考えて
   メッキ調/クロム → グロス/ディープレッド の
   重ね吹きしてみた。
   しばらく乾燥ー。
 
 
 
 
 18.マスキング&塗装作業〜2 2009年5月20日
 
うがー 剥れた  始解斬月完成させて、こちらのマスク剥ぎ。
   うがー、一部レッドが剥れて銀地がみえるー。
 パリパリ剥れるね。
   クロムとレッドの密着が取れてない。
 剥れた膜の方も銀地になってるんで
   多分クロムが完全乾燥してないうちにレッド吹いたため
   クロムが層剥離してる。  乾燥は大事だー。
   しょうがないので、はみ出したところも含め
   筆塗りでレタッチ作業。
 
 
 
 
 19.装飾作業〜1 2009年5月25日
 
太極図?  こちらもマスキングめんどくせー。
   はめ込んでみて大きさも若干違ったんで
   入るよーに修正したりしてます。
 
圧着  緩衝材挟んでクリップ圧着。
 
上手く行った  しっかり乾燥させて、はがしてみる。
   うしっ。 上手く行った。
 バランスは良いね。
   一体感もちゃんとあるみたいだし。
 ココ ミスると全体の外観が悪くなるしね。
   さて、他の装飾もすすめましょうか。
 
 
 
 
 20.装飾作業〜2 2009年6月13日
 
留め輪  さて柄まわり。
    柄頭側のリング状物体。
   柄巻きの革を留めてるものとして判断。
   ホントは針金なんかで縛っちゃえば楽なんだけど
   今回は金属不使用に統一ということで他のものを検討。
 
    いつもの樹脂粘土とかグルーガンとか色々試してみたけど
   最終的にはエポキシパテで成形。
   接着剤要らずな所も評価ってことで。
 
柄巻き  こちらも色々。
    はじめは塩ビシート検討したけど、
   質感がいまひとつ不満だったんで、去年買っておいた
   ラム革の端材とか試してみた。
 
    んで最終的に、出張ついでにオカダヤで買ってきた
   合皮系生地のストレッチ・レザーを使用。
   多少強引にのばせるのも良いね。
 
    貼り付けは、接着剤じゃなくて
   あとで貼り直せるように、両面テープで。
 
ムラはわざとじゃない・・  最後に目釘。
    プラネジの頭を削ってメッキ調で塗装してます。
   んで、穴あけして接着。 貫通はさせてませんな。
 一旦は完成ね。
   色々失敗あったのは、見事にはしょったね。
 言うな。 詳しくはmixi参照で。
 
 
 
 
 21.完成〜封印指定 2009年6月15日
 
象徴的に
アップ  
 
 いつも通り完成品は画像倉庫に。
    んーと、全長 71cm
   黒い陽剣 干将 180g。 白い陰剣 莫耶 230g
   
   正直なところ長すぎたね。60cmで良かった。
 
 
  今回は紆余曲折ありすぎたので、決算も出品も、売却も無し。 っていうか出来ない。
 サポート対象外ってことで。
 基本的に外部へは出さない方向で運用しよう。
 
  なんか悔しいところも有るんで、もう一セットくらい作らなきゃ納まらないものがある。
 材料も余ってるんで、廉価版を作るのも良いよね。
  コイツ自体は、レンタル用かなぁ・・・とか。 仙台辺りにもって行くのも有りだ。
 
 
 




前のページへ     もどる