まぁ、急ぐわけでもないので色々実験してましたヨ。
以前にも考察してたんですが、刀身部分ってフォーレックス張りじゃなくて、直接塗装でできたらコストも手番も減るかなぁって。
下手な考え休むに似たり。
良いの。 経験は財産なんだから。
まぁ良いけど。
とりあえず、刀身として表面の木目は邪魔なんでなんとかしたいところ。
まずは下地塗装とかで木目を消せるかどうか。
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まずはアクリル塗料を薄めずに塗ってみた。
それでもちょっと薄いように見えるね。
乾くとどうしてもね。
それと、思いっきり木肌に吸われてる。
木目はそのまま。 消えそうに無いから
2度塗りはしなかったけど。
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んでウレタン系ニス。
ウレタン系塗料は強度も高いので、期待は有ったんだけど。
なんか見えるね。
一度塗りだと木肌に吸われて木目が目立つ。
2度塗りでかなり隠蔽できるけど
凹凸が消えるわけではないね。
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画材のジェッソ。
よーするに水溶きパテみたいなものなんだけど
隠蔽力はなかなか良さそう。
ぶっちゃけ パテだもん。 その辺りは良いだろ。
2度塗りでほぼ木目消えますね。
ちなみに薄めずに塗ってます。
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セロテープの貼り剥がしで
密着強度試験をやってみました。
かなり強度も高いですね。
これ結構使えるんじゃない?
そうだね。同系統のモデリングペーストでも
同じような効果が期待できそう。
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結局塗装で木目を消そうとするなら、1回目塗装 → 表面研削(平面出し) → 2回目塗装 でやるのが良いみたい。
溶きパテでも良いんだけど、ジェッソが意外と使えるんで驚いた。色も探せば何色か有るし。
で、本来の目的の刀身には使えそうなの?
使えるんだけど、研磨精度に頼ることになるねぇ。 あと、刀の刀身みたいな狭い面では目立たないけど、広い面はダメかも。
ケース・バイ・ケース ってわけだ。
ハケ塗りならジェッソ、溶きパテ。 盛り上げならモデリングペースト、盛りパテ。 って感じかね。
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