レポート:ふにふにさん 編集:BFN 大会要綱 Sレギュレーション/ノーマルデック形式/スイスドロー5回戦 (モンコレファイト公式戦) 参加人数:17人 <大会前日(7月17日)> OZ氏、Dr.K氏、りお氏と合流しデック調整会を行う。全員大会当日に使うデックが確定していない状態で、 候補のデックを回してみる。 前回の全国大会タッグ戦では聖エルド術師が強かったということを踏まえると、「聖エルド術師」・対エルド術師で 有利な「ハイランダー」、対エルド術師で有利な「大型ユニット重スペル」が今大会で多いのではないかと みんなで予想。そしてこれらのデックと戦えるデックとなると候補に挙がるのが「六王国術師」と「ハイランダー」。 しかし六王国の戦火〜竜皇の凱歌の一年間は、モンコレ1からの私自身のモンコレ生活中一番モンコレを プレイしていない期間なので、六王国ブロックのカードは使うにしても使われるにしてもよくわからない。 岩手ファイターであるからには岩手ロックという案も挙がるが、 3rd先生の「昔から、はやりものをメタったデックは純粋に弱小化する」「意外と使い慣れたデックが 強かったりする」というありがたいお言葉もあり、やはりここは慣れているデックで出場ということで話がまとまる。 デックの動きを確認して本日は解散。りお氏は店舗予選でも使った土ドラゴン中心のデック、Dr.K氏は オルクス中心の火ウェディング、私はキルレインにほぼ決定。OZ氏はこの時点ではまだ迷っている模様。 この後、OZ氏を連れてふにふに宅へ移動。OZ氏はウルフファングとシオライとで迷っているようだったので、 シオライデックを強く押す。(《デス・レイ》くらいしか)ダイス振らないし、インパクトあるし、面白そうだ。 シオライデックに足りないカードを提供し、入れ替えているのを横目にこちらはキルレインのデック内容を 招待状のデックリストに記載する。 お互いデックリストの記入が終わったのが23時で、大会前日にしては早く寝られるなぁと思ったが、 ここでゴールドパックが話題になり、ネタデックで盛り上がる。結局就寝時間は1時を回る。やはりいつもどおり。 <大会当日(7月18日)> 早めに出発したこともあり大会会場には9時40分ころに到着。会場は1部屋でテーブル6卓。 1卓2対戦でも余裕がある広さに一安心。スタッフは小笠原さん一人。ブロック予選参加予定者は17人だが レフリー1人でいいのか?と思いつつ口にはしない。 そう、Bブロック大会の出場予定者は17人。全員参加だと5戦、1人以上欠場だと4戦になるという 微妙な具合なのだ。結局17人全員参加で、ギャラリーも大会出場者と同じくらいかそれ以上の人数が集まり、 当初の予定通り5回戦・レフリー資格持ちもギャラリーの中に複数人いる状態で大会運営に問題なし。 本選出場者は4人ということが当日発表され、盛り上がるなか時間どおりに大会が始まる。 午前中3戦、午後2戦を行い3時の時点で全対戦が終了。本日使用されたデックは、 「エルド術師」4(キルレイン3、アリエッタ1)、「六王国術師」2(シオライ、ベルウッド)、 「ウェディング」2、「ハイランダー」3、「疫病」、「アーマーン」、「ハイエルフ」、「大型ユニット重スペル」 まではチェック済みだが、残り2つは未チェック。 結果本選出場は、1位パクラー氏(ハイランダー)、2位保坂氏(ハイランダー)、3位のすっち氏(ハイエルフ)、 4位b内村氏(ベルウッド)の4人となる。 期待していた3人のうち保坂氏とパクラー氏の2人が本選出場を決めて嬉しい。もうひとり期待の人OZ氏は ダイス目に嫌われたらしく出場枠からはずれて残念だ。 上位4人とは対戦にならなかったので、詳しい内容はわからなかったのも残念。 結果発表の後はフリープレイ・トレードの時間となる。4時の時点で解散しBブロック予選は無事終了。 以下個人の対戦レポート。対戦レポート中の地形番号はプレイヤーの視点から見た状態で表記。 今回使用の「風キルレイン」デック
《エルバニーの戦士》《銀のビュレット》コンボは聖王ブースターが発売されてからお気に入りのコンボなので 投入。 振り返ってみると大会中1度も「獣の牙」を宣言してなかったりする。全対戦終了後に思ったことだが、 《アヴァランチ》×2→《キャンセレーション》×2 でも儀式対策として十分だったかもしれない。 調整でシオライデックにメタメタにやられたのに対策0とはどういうことだ自分。 1戦目:load氏 ハイランダー 福島県成田書店を勝ち抜いてきた方。相手術師なし。相手先手。 召喚《ブラック・アビス》。 Oh God. 最初から当たってはいけないデックとの対戦かよ。 こちらの手札巡りは悪くなく自軍領土2に《魔道門「七罪」》配置で進軍妨害しつつ、初手の《ドラークの 怪鳥騎兵》が敵軍領土3までは順調に進軍。 だがしかし進軍は成功するものの、《パンの劇薬》に嫌われたり、 《ブラック・アビス》のダークネス・ブレスが4以下出なかったりで、《聖都のパラディン》《アヴァランチ》等で 粘るも耐え切れず本陣戦に持ち込めない。 そうこうしているうちに自軍領土2を《吹き抜ける風》された上に、決死の覚悟で進軍させた《ドラークの 怪鳥騎兵》2号が《ドラコ・メテオ》でKillされて最後の望みも絶たれる (敵軍本陣《パープルテンプター》、こちら手札に《ウィンド・カッター》《魔力のスクロール》)。 あれよあれよという間に、最初からいたっぽい《ブラック・アビス》が自軍本陣に到達。こちら防御力の合計が 6を超えるパーティにできない上に《ドラークの怪鳥騎兵》3号がいても先攻取れなくて、攻撃され負け。 個人的な感じでは苦手なデックを相手にしたわりに長く保った方ではないかと。でも本陣陥落負けに変りはなし。 0勝1敗(1点) 2戦目:まんぼー氏 疫病 福島県特別予選を勝ち抜いてきた方。相手術師なし。相手先手。 召喚《フォビア・エレファント》。疫病デックですかー。防御力1軍団がなす術もなくバタバタと死んでいく様が 浮かぶ。 早くほうきをください。 相手は《フォビア・フォックス》《フォビア・タイガー》を引けないようで、 ほうきなしでも敵軍領土6に《聖都のパラディン》到着。敵軍本陣に《赫光獣》。戦い方がわからなーい。 六王国ブロックのカードは使うのも相手するのも苦手です。やはりほうきが必要なので、自軍本陣の《聖都の パラディン》が装備していた《キキーモラのほうき》を《エルバニーの戦士》と《ベオウルフの戦士》で経由して 自軍領土3の《ドラークの怪鳥騎兵》にバトンタッチ。そのターンのうちにほうきを受け取った《ドラークの 怪鳥騎兵》を敵軍領土1に進軍させることに成功。 この後、3戦闘続けて同時攻撃(敵軍本陣戦含む)。こちらの被害も少なくはないが、《赫光獣》やら 《フォビア・フォックス》やらが全滅。何のためにほうきを運んできたのかー。次はないだろうと思いつつも、 同時でもいいように攻撃力・防御力共に敵軍以上のパーティ+手札に《サプライズ・ウィンド》。結果同時攻撃。 《ドラークの怪鳥騎兵》が残る状態なので《サプライズ・ウィンド》を使わずに、こちらの本陣陥落勝ち。 本陣陥落後にギャラリーの方から「よく敵軍領土を3つ支配しなかったですね」と言われる。 相手手札から《フィフス・エレメント》がちらり。その場でギャラリーも混ざって対戦の論評会に。 「なんで講評入ってるの?」と小笠原さんにつっこまれたところでこの対戦は終了。 デック構成的に優勢と思っていたのに、最終ターン宣言がかかるまで本陣を落とせないほど 戦い辛かった。 1勝1敗(11点) 3戦目:ぐるぐる氏 小型キルレイン ようやくキルレイン対決。福島県「りらい」を勝ち抜いたぐるぐる氏との対戦です。こちら、本日初の先手。 初手に《ダロの魔獣使い》《ワイルドベアの格闘家》《ブルー・ジニー》《ドラークの怪鳥騎兵》。Good。 相手パーティは《流星のハンター》を中心とした2レベル中心の小型ユニット。熊以外防御力1。 《ブルー・ジニー》が神のカードに見える。 調子よく敵軍領土2・3まで進軍。相手ターンでユニット召喚。敵軍本陣には防御力1のユニットが6体。 手札は6枚。ついに《ブルー・ジニー》がヒロインになるときが来たのかっ、ほうきさえなければ、ほうきさえー。 相手即時召喚《キキーモラのほうき》。対ダロ熊カードの《ヴァーニング・バイパー》《鉄砲魚》も並んでいるので これは勝てない。 そのパーティに自軍領土2まで押し返される。《ダロの魔獣使い》も2体並べられて、「同時でもなければ このまま本陣陥落だー」と思っていると自軍領土2で《ドラークの怪鳥騎兵》《聖都のパラディン》で同時攻撃になり 双方全滅。 お互いに《ダロの魔獣使い》3体が捨て山に行った状態で仕切りなおし。お互いに《パンの劇薬》で防御力を 上げて攻撃を耐えるということをしつつ、双方相手領土に進めない状態に陥りそのまま最終ターン宣言。 最終ターンはこちらだったが、すでに敵軍領土2を落とせる状態ではない。敵軍領土2に進軍を試みるも 予想通り進軍失敗で時間切れ判定引き分け。 両プレイヤーがダイス目に頼るプレイングはギャラリーの方々にもモンコレらしいと好評。 1勝1敗1分(14点) ここまで午前の部。 午前中に3戦やるとは思っても見なかったが、スタッフの方は今日中に札幌入りだそうで。 巻いていこう。 4戦目:ちょわん氏 のしち 宮城県喜久屋書店を勝ち抜いてきたちょわんさん。本日初の福島からでない人との対戦。 喜久屋書店の店舗予選でも戦いました。そのときは負けました。 相手先手。 召喚《アーマーン抜刀隊》。のしちです。のしちが来ました。ジニーとはバルカン能力が違いすぎるっ。 《アーマーン碧鱗七人衆》が出る前に決着をつけなければ負けだ。こちらのユニット巡りは悪くない感じなのに、 なぜか最初に召喚された《アーマーン抜刀隊》を自爆さえさせられない。あれよあれよという間に自軍本陣戦に。 ここでようやく《アーマーン抜刀隊》の「特別攻撃」をさせることに成功するも、本陣陥落。意味ないッス。 《アーマーン碧鱗七人衆》は姿も見えない。 「やっぱりキルレインだったかなぁ」「ちぅかエルド術師少ないッスよ」と対戦後に雑談。 少ないだろうとは思っていてもエルド術師が4分の1以下とは思ってもみない。 1勝2敗1分(15点) 5戦目:Dr.K氏 火ウェディング 宮城県喜久屋書店を勝ち抜いてきたDr.K氏。というかこちらと同じく元岩手県ファイター。 最後の最後で身内対決かよとお互い同意見。ふとまわりを見回すと隣OZくんシオライ。 OZくんの対戦相手アリエッタ。私キルレイン。Dr.K氏ウェディング。「術師卓だ、いえー」と勝手に盛り上がる。 昨日対戦済みなのでお互いにデックの内容はわかっている。互角くらいかと思いつつ対戦開始。相手先手。 出てくるユニットがほとんど2レベルで防御力1のオルクスオークなので、こちらの初手からある 《ブルー・ジニー》と《ダロの魔獣使い》+熊を止められない。デック回りが悪いらしく4レベルが出てこない。 こちらI作戦で押し進む。敵軍本陣に《グレート・サラマンダー》が出てくるもこちらの手札には《ウィンド・ カッター》。そのまま敵軍本陣戦に持ち込み《ウィンド・カッター》を通して本陣陥落勝ち。 手札回りに助けられて思ったよりも楽な展開になりました。対戦自体も上位とは関係ない位置にいたため お互いに気楽にプレイした感じ。個人成績はちょうど真中に。というか真中すぎる。 個人の分ではこれにて2004年度シーズンのモンコレは終了。 2勝2敗1分(25点) 予選大会後、フリープレイ時間があったので、《シャドウフレア》デックで3戦ほど対戦したが、3戦とも《ブレード・ デーモン》に酷い目に合わせられた記憶しか残ってない。 |