12月7日仙台大会
「AGC2仙台 タッグ戦」レポート

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(敬称”さん”にて統一)
 
 話は前日6日にさかのぼる。
 土曜日なのにいつもの如く休日出勤(泣)。 それまでタッグ戦出場予定だった相方の都合がつかなくなり、
えーじさんや蝕さんといった社会人組に声をかけていたが、都合がつかずに断念していたころ。
同じく休日出勤していた管理部の方から先日の出張手当が届いた。思わぬ臨時収入にひらめくモノがある。
 「片道ぐらいなら出せるな...」
 えーじさんたちの他にも普段の大会に参加していて、タッグ戦に出るという情報の無かったトシさん。
声はかけていたのだが、高校生には往復1万強の出費は痛いとのことであきらめていた経緯がある。
 いそいでメールを送る「臨時収入があって片道分の新幹線代なら出せるけど、どう?」
 返信は「OK」。早速打ち合わせ開始。(仕事はどうした(笑))
 
 取りあえず勝ちは目指す。 本命は聖エルドだがトシさんは普段使った事がない。
最近の得意はアレックス、リューナ、ウォルフあたりだということ。こちらであわせるならシルク、グレイ、フィーア。
すぐに用意できるのはグレイ、フィーアなので勢力はナイトロードに決定。 せっかくだから流行のランページで。
(デック動かしたこともないケド。しかもこの時点でエルドはあきらめてない。)
 帰宅後数えてみると手元のランページの矢は17本。そういえば前に野良さんにあげたっけ。
と、各方面に参加できることになったと連絡。ついでに山科さんに「ランページ貸して下さい」とお願いする。
 
 そして眠たい目をシパシパさせつつ7日の朝。予報通り天気は良くない。
待ち合わせをしてトシさんとと共に盛岡への電車。 当然前日の夜決めたことなので新幹線の予約など取っている
はずもなく、改装中の盛岡駅で自動機を使用してはやてのチケットを購入(全席指定なんだよね)する。
 新幹線は思ったより混んでいたが、席に着いて最終的な打ち合わせをし、結局ナイトロードで出ることになる。
と、なると使用のため確保していたダロの魔獣使いがいきなり3枚あまるので、だれか使いませんか〜と
メールをしてみるも、確保済&使用しない構成デックとのこと。
 そうこうしているうちに仙台到着。仙台に着くまで50分かからなかったことにキョトンとしていたトシさんが
とっても印象的でした。 普通、高校生はこうなのかな?
 
 仙台駅の西口を出て会場付近に行ってみるが場所がよくわからん。まわりを見回すとそれらしい人たち
そこかしこにいるではないか(笑)。んで、なんとか会場に到着。
 着いたのは8:30前なのに6階の会場から続く階段の3階付近で立ち並ぶことになる。さすがにガンダムウォー
多いっすね。開場前からエントリーを受け付けるだけはあります。
 並んでる最中、OZさんから連絡が入り、ガイヤさんたちが道に迷っているので私の連絡先教えても良いか?
とたずねてくる。 しっかりしろ宮城県民(笑) 仙台駅から半径500m圏内で迷うんじゃない。
 電話で連絡を取りつつ開場まで誘導。途中野良さんら一行に遭遇する。 なんかこういうことばっかりやってると
地域の世話人的になってくる自分がちょっと嫌。
 並び直して開場待ち。開場してからいの一番でエントリーをするもらったカードはハートのエース。
トップエントリーであった(あんまり関係無いけど)。
 
 対戦記録用紙を書き終えトシさんとデック調整に入る。 山科さんからランページ5枚をレンタルし、
組んだばっかりのランページ・フィーアをこのとき初めて使用する(良いのか?)。 ....事故った(笑)。
 野良さんからのアドバイスもあり、キャンセレーション2枚を抜いてみる。んでもう一回対戦。
今度は上手く回った。
 皆で話をしながら互いに「地元勢以外への投了は切腹」などとローカルルールを胸に秘めつつ
時間ぎりぎりになって対戦記録用紙を提出しに行き、エントリー表を見ると、地元勢16組、遠征組6組の
計22組がエントリー。 本来16組までの先着だったはずだが、名古屋大会の例よろしく全組参加となりました。
 
 いよいよ1回戦の組み合わせ発表。
「ニセエルド聖団」(私らの組(笑)) 早速です。 対するチーム名よく聞き取れません。
席に着いてしばし待つと、向かいに座るのは山科&OZ組!! 初っぱなからの身内対決です。
なにか作為的なモノが見えてしょうがありません。
 互いにある程度デック内容を知っている上、山科さんにはランページを借りている手前、枚数バレバレです。
「事故らなければなんとかなるかな」と思いつつトシさんの運強さを信じて望みます。
 
 「デックオン!」 後攻。 手札はネクタール1ランページ4下水道1。 第1手札調整、弓が欲しくて全力で
回します。ネクタールを召喚し、第2手札調整。 ...来ねぇ...。
6ターン経過するも弓は来ず、山科さんが自軍領土2に進軍地形を張ってしまう。 やべぇ事故った。
 開始5分もたってないのに早くもピンチです。
本陣にネクタール1体(弓無し)、手札はランページ4枚フォモール1枚ハイドワーフ1枚。
相手ターン、自軍領土2にユニット2体。 もうダメです。開始6ターンでランページ8枚も切っちゃいました(爆)。
 ところが山科さん手札のユニットが無いのか、弓を手札に持っている事を警戒してか、攻めてきません。
「ん? これはチャンスか?」と、表情を変えずに手札を凝視する仕草をとってみます(笑)。
 「エンドです。」 !!。やりました攻めてきません!(嬉) すかさずランページ4枚フォモール1枚を切り
5枚補充! ブラックライトニング1枚、ハイドワーフ2枚、ランページ1枚、フォモール1枚補充です。
 ネクタールが進軍し、ブラックライトニング装備します。相手はランページを警戒してか、アイテム枠2つ、
スペル枠1つ。 攻撃宣言後、対抗でハイドワーフ3枚を破棄、ネクタールが殴り通ります。
 
 その後下水道を展開しつつジリジリと進軍。開始20分過ぎたところで今度は山科さんの本陣に到達。
第1手札調整で手札はランページ5ハイドワーフ1。本陣には熊2体黒船1体。ほぼ勝ちは決まりな状況。
 落とす気満々で「本陣に進軍!」と言った直後、となりでもう一つ静かな宣言が聞こえてきました。
「レフリー。本陣陥落勝ちです。」 ...「なにぃ〜!!」
OZさんでした。 この瞬間ここで勝っても優先度負け決定。 本陣戦を前にして山科さんが言います
「投了しませんか?」 .....しばし考えて結論。ん、投了しよう。もうちょっと遊んでからね(笑)。
 
 んで、このときは本陣に相手1体のみ残して撤収。投了はせずに局地戦を繰り返す。
途中山科さんが、手札に破壊の粉塵を2枚持った状態でこちら捨て札を確認、既にランページは21枚落ちて
おり、全部使い切ったと判断して攻撃してきたとき、更に2枚の対抗したりということもありましたが
(キャンセレーションをトシさんの持ってきてた2枚に換装してた(笑)。計24本入ってる。)
30分もすぎる頃には互いに山札は無く、30分のコールで山科さんが山札を引ききる。
(私は既に引ききっている) こちら最終ターン自軍領土2を落として相手ユニットを一掃。閑散とした
戦場を引き分け判定状態にして一息。 「あ..終わった。」
 ここに来てやっと投了。 最後までつきあってくれました山科さんに感謝です。
 
 トシさんに負けた状況を聞くと、初期手札にユニットが来ず、強いスペルを惜しんで手札廻しを中途半端に
したもよう。リューナはユニットが来ないと死が見えるというのに。要経験値な展開だったようです。
(俺っちなんて弓引くためにランページ12枚切りだぞ(笑))
 
 お昼を済ませてバトルロイヤル。変なデックを使う人が結構いました。(ニナのロックデックとか
プロモオンリーデックとか) 結果は14戦6勝8敗。ちとげんなり。
 
 帰り際、山科さんに頼まれてガンダムウォーのプロモをいただいてくると、手の甲に紫外線反応する
はんこがつかれる。んーハイテクですね。カバンに入っていたIPAであっさり落ちたけど(謎)。
 
 久しぶりに緊張感を伴った真剣勝負と、無制限な勝負が堪能できました。
 
 あ、ベルセルクTCG忘れてた。
 
   





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